アートあるき

アートに訪れた記録

映画 天才作家の妻

アカデミー賞有力候補やらたくさん賞をもらっているようなので、ふらっと見に行きました。

 

映画のあらすじ

現代文学の巨匠”と呼ばれているアメリカの作家ジョゼフはノーベル文学賞を授与されることになり、妻のジョーンと息子と共に、授賞式が行われるストックホルムにやってきた。

だが、彼らの前に記者ナサニエルが現れたことで状況は一変する。ナサニエルはかねてからジョゼフの経歴に疑いを抱いており、彼らを執拗に追い回し、問いただす。

実はジョーンは豊かな文才に恵まれており、かつて作家を志していたが、あることがきっかけでそれを断念していた。ジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の“ゴーストライター”として、世界的作家となる彼の成功を支えてきていたのだった。これまで一見完璧に見えた2人の関係が、ジョゼフのノーベル文学賞受賞をきっかけに崩壊していく。」

引用

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/天才作家の妻_40年目の真実

 

冒頭から熟年夫婦のベットシーンのやりとりがあって不快でした。…リアルは苦手。アート作品で慣れてると思ってたけど。

喧嘩していたのに娘の出産の電話が掛かってきたら、2人で喜び合っている。浮気しているのにされるのは嫌。妻の名誉を奪っておいて、どこか心に罪悪感があって、妻がその事にキレると難癖つけてしまう。

熟年夫婦の絆を感じさせたり浮気がばれて泥沼だったり離婚する話だったりするストーリーのテンポが飽きさせなかった。冒頭のエロいシーンでの気分の落ち込みがなくなってました。

最後は悲しい結末で終わってしまったけど、暗い気分にはならなかったな、前向きな感じがした。