アートあるき

アートに訪れた記録

読む展覧会 彫刻書記展

四谷未確認スタジオという、銭湯を改築したアートスペースにやって参りました。

引戸を開けて学校でよく見る緑色のスリッパを履き中から出てきた男性に入場料500円払うと、A4 のファイルを渡された。中には一枚の紙がファイルされており展覧会の意図が書かれてる、、、

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のだろーなぁ。

よくわからない、そもそも、何故に彫刻を問うのかわからない。何故だろう、他ではダメなのか。

 

展示空間には、3つの机が置かれており、様々な職の寄贈者が書いた文章があって、渡されたファイルにファイリングをする珍しい形式だ。

 

何故、彫刻を問うているのかという私の疑問を無視されて、机の上のA4の紙にいる著者達は各々の解釈の彫刻についてを綴っていた。

著者達はキュレーター、美術批評家、アーティストな方々。

 

彫刻は美術館はもちろんのこと、駅前や

街中にある。サザエさん通りのようなものもある。ので、美術を勉強すると彫刻と公共の話がでてくる。

そんなような、知識がある前提があって、置いてけぼりになっているような、英単語がわからない文章を読んでるような、そんな感覚。

中は、彫刻家の娘さんが父と作品の話を書いている。

 

彫刻というのは何か、という謎な疑問から、様々なバックグラウンドや知識が被らない答えを出していて面白いから、美術を勉強していない人に見てほしいな、と思いつつも、専門的な言葉や出来事ばかりだ。

 

 

 

「彫刻書記展」

会期

2019年11月29日 (金) - 12月15日 (日) ※金土日のみオープン
会場

四谷未確認スタジオ (東京都新宿区四谷4-13-1)
時間

13:00 - 20:00
入場料

500円


寄稿者

遠藤麻衣、大岩雄典、小田原のどか、利部志穂、齋藤恵汰、gnck、柴田英里、鈴木操、関真奈美、高橋銑、土屋誠一、長谷川新、原田裕規、布施琳太郎、眞島竜男、峯村敏明